サンライズチャージ（1993年生、母マルサンドール）

サンライズチャージ（1993年5月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のテユーター（当時8歳）と交配したマルサンドールが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地18戦3勝2着2回、地方33戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1997年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

境征勝厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

4月28日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は484kg。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では閃光のような末脚を披露し、3着に入り込んだ。

5月11日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

6月9日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエアカボッションを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月29日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で西田雄一郎騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

7月21日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西田雄一郎騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西田雄一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったヤマニンキャプテンにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

8月25日、中2週で迎えた8戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた9戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に敗れた。

4歳（1997年）

1月12日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のコマチヒロインを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月9日、中3週で迎えた11戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の青梅特別（東京ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の敢闘精神でゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月2日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、シングライクトークに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月29日、中3週で迎えた13戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（8戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩みのないペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のケイワンバイキングを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

5歳（1998年）

2月1日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（9戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

3月7日、中4週で迎えた15戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

4月12日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナに立ち、激烈なハイペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

4月25日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八海山特別（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（10戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

12月13日、約7か月半の休養明けで迎えた18戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に終わった。

6歳（1999年）

4月9日、約4か月の休み明けで迎えた19戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、とき草特別（宇都宮ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた20戦目は、新緑特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったサホロランランからクビ差の2着となった。

5月16日、中0週で迎えた21戦目は、山吹特別（宇都宮ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田博美騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、アマリリス特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田博美騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた23戦目は、矢場川特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田博美騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月27日、中1週で迎えた24戦目は、ほうせんか特別（宇都宮ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山田博美騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月22日、中3週で迎えた25戦目は、文月特別（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田博美騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた26戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、オミナエシ特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた27戦目は、ほおずき特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた28戦目は、長月特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた29戦目は、地方重賞の稲穂賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田博美騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、約3か月の休み明けで迎えた30戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、春待月特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7歳（2000年）

1月7日、連闘で迎えた31戦目は、七草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月1日、中3週で迎えた32戦目は、ヤマドリ特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田博美騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月11日、中0週で迎えた33戦目は、若竹特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は粂川京利騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月3日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた34戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドローズに8馬身の差をつけて久々に美酒を浴びた。

4月9日、連闘で迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノショウグンに2馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月31日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で畠山信一騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で畠山信一騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のハナノスキーに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

8月27日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で畠山信一騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハープアサヒに8馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で畠山信一騎手（6戦4勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクラオーから半馬身差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で畠山信一騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で畠山信一騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったインペリアルクロスから3/4馬身差の2着に敗北した。

10月21日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で畠山信一騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた44戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で畠山信一騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月2日、中3週で迎えた45戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた46戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に終わった。

8歳（2001年）

4月29日、約4か月半の休養明けで迎えた47戦目は、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（12戦4勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた48戦目は、渡辺正彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた49戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は畠山信一騎手（13戦4勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた50戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（14戦4勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた51戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。