ヒカルオンリーワン（2004年生、母ソルティレージュ）

ヒカルオンリーワン（2004年4月7日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋唯一の人」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したソルティレージュが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回、地方7戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

6月3日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月15日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したトーセントゥルーにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月5日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルテアトロンを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初白星を挙げた。

4歳（2008年）

2月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田伸二騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

3月23日、中4週で迎えた6戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、夏祭り特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1二三（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた9戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったレーヌフレイバーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2009年）

2月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた10戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

3月31日、中4週で迎えた11戦目は、川崎ジョッキーズカップ（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフリートブルーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月4日、中4週で迎えた12戦目は、豊四季特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤江渉騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、扇島特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤江渉騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。