サイゴンヒーロー(2008年生、母サダムヴィーナス)

Saigon Hero

2008.05.05

サイゴンヒーロー(2008年5月5日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード(当時11歳)と交配したサダムヴィーナスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井 亨。戦績は、地方27戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、酒井亨から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

桑原義光厩舎(北海道)へ入厩。

2歳(2010年)

11月2日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ門別ダート1000m 曇/稍重)に出走。馬体重は460kg。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた2戦目は、2歳門別ダート1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手(1戦0勝)。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた3戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、2歳金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルジュビアに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月23日、連闘で迎えた4戦目は、2歳金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手(1戦0勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のトキノウコンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳(2011年)

2月22日、中8週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳船橋ダート1200m 晴/稍重)に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4月19日、中7週で迎えた6戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の東日本大震災復興支援復興を応援します南三金沢ダート1400m 曇/重)に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月5日、中1週で迎えた7戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の復興を応援します富岡町金沢ダート1400m 晴/良)に出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた8戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の美味しく食べて応援します。南部せんべい金沢ダート1500m 晴/良)に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の名物食べて復興支援牛タン金沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は吉原寛人騎手(1戦0勝)。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の今日すまいるママ誕生日記念金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手(2戦0勝)。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月3日、連闘で迎えた11戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、3歳B6金沢ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた12戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の早乙女由香誕生日大賞典金沢ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の第二十九回吉澤記念金沢ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手(1戦0勝)。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハーベストガーデンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月3日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5高知ダート1300m 曇/不良)に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい5着に敗れた。

9月9日、連闘で迎えた15戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、岩林理沙誕生日特別高知ダート1300m 曇/稍重)に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた16戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4高知ダート1300m 雨/不良)に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したタケショウマンボに半馬身届かず2着となった。

9月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ホ高知ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は永森大智騎手(1戦0勝)。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

10月15日、中2週で迎えた18戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5高知ダート1300m 曇/不良)に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったキュートアイに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

11月26日、中5週で迎えた19戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3高知ダート1400m 晴/稍重)に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月2日、連闘で迎えた20戦目は、一般C3ホ高知ダート1300m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手(1戦0勝)。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた21戦目は、ファイナルレース高知ダート1400m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手(2戦0勝)。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月18日、連闘で迎えた22戦目は、一般C3ホ高知ダート1300m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手(3戦0勝)。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず3着に敗れた。

4歳(2012年)

1月1日、中1週で迎えた23戦目は、破魔矢特別高知ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は赤岡修次騎手(1戦0勝)。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

1月8日、連闘で迎えた24戦目は、一般C3-3高知ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は岡村卓弥騎手(4戦0勝)。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C3ニ高知ダート1300m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手(5戦0勝)。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた26戦目は、一般C3-3高知ダート1300m 晴/不良)に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手(6戦0勝)。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた27戦目は、目迫大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3高知ダート1400m 晴/不良)に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。