コパノケネディー（2016年生、母グッデーコパ）

コパノケネディー（2016年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時7歳）と交配したグッデーコパが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヤナガワ牧場。主な勝ち鞍は2020年の4歳以上1勝クラス。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月8日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/重）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月11日、中4週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2019年）

1月12日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

2月2日、中2週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

5月26日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の闘魂で渋太く粘り続けて、最後は2着のアメリカンウェイクに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの出石特別（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川須栄彦騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

8月11日、中6週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で川須栄彦騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

12月14日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、亀田温心騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、デュアライズに半馬身交わされて2着となった。

4歳（2020年）

1月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で亀田温心騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、モイにハナ差交わされて2着に惜敗した。

2月22日、中5週で迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（京都芝2400m 外回り雨/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で亀田温心騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったレオビヨンドに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中京芝2200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で亀田温心騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアドマイヤユラナスを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。