ミナミノマジシャン（1994年生、母ラブリーモーニング）

ミナミノマジシャン（1994年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサヒエンペラー（当時11歳）と交配したラブリーモーニングが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は1997年の一般C6 25。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月20日、デビュー戦は江田勇亮騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は512kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた2戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

6月14日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

9月15日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C6-28ヘ（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた6戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C6 29（高崎ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、一般C6 27（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のノーパスムテキをクビ差制して初勝利を挙げた。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般C6 25（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオールタイトルに2馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

11月20日、中2週で迎えた9戦目は、一般C6 21（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は高橋文雄騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた10戦目は、一般C6 21（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は見附正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。