ジンジャーブラッド（2018年生、母ジンジャーミスト）

Ginger Blood

2018.03.18

ジンジャーブラッド（2018年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部+血」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したジンジャーミストが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小川眞査雄によって4,320万円で落札された。

林徹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

11月7日、デビュー戦は丸山元気騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 曇/良）に出走。馬体重は532kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったイグナイターに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2021年）

2月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山元気騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山元気騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のクインズミモザに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月10日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山元気騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

7月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で丸山元気騎手（5戦1勝）。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい15着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた7戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2022年）

2月9日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から31kg増やして迎えた8戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、日向坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた9戦目は、円通寺坂賞（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中村尚平騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小川眞査雄によって4,320万円で落札された。

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

4月19日、中5週で迎えた10戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般B3一三（大井ダート1800m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。競走中止となった。