クインフラワー（1996年生、母マルワサツチヤー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮崎敏から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

2歳（1998年）

6月14日、デビュー戦は鮫島克也騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアナカブボーイに約14馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

10月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた3戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

3歳（1999年）

1月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から31kg絞って迎えた4戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の’99ベストスパー特別（1）（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

2月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のキンセンカ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井勝男騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

4月17日、中8週で迎えた6戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマツノダートキングに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月2日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オステリアサンに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月23日、中2週で迎えた8戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キョウワスピカに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた11戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月10日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた12戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた13戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた15戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた16戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

4歳（2000年）

1月11日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のオグリシュナイダーを半馬身振り切って優勝

1月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

2月7日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

2月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカルストンストームに4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のスターグレードに2馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

4月3日、中3週で迎えた22戦目は、日刊スポーツ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい10着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた23戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい6着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦3勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた25戦目は、あじさい特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦3勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

7月28日、中1週で迎えた27戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は減速してしまい5着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた28戦目は、岐阜ヤクルトカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（11戦3勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた29戦目は、すすき特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は湯前良人騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた31戦目は、白菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた32戦目は、養老特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（12戦3勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月30日、中7週で迎えた33戦目は、木村佳世騎手を鞍上に迎えて、一般C2四ア（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るメジェールキングを半馬身差し切って6勝目をつかんだ。

5歳（2001年）

12月6日、約11か月半の休み明けで迎えた34戦目は、平山真希騎手を鞍上に迎えて、一般C3三イ（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。