メイショウエグル（2004年生、母ダンツプリンセス）

メイショウエグル（2004年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鷲（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したダンツプリンセスが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地12戦3勝2着1回。2007年の伏竜ステークス(オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池添兼雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2006年）

7月23日、デビュー戦は池田鉄平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は520kg。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

12月9日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョーモルデューに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の樅の木賞（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3歳（2007年）

1月28日、中4週で迎えた6戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったネイキッドに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のビードラスティックに2馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月31日、中5週で迎えた8戦目は、3歳オープンの伏竜ステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のスクリーンヒーローをクビ差振り切って3勝目を手に入れた。

5歳（2009年）

5月16日、約26か月の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の中ノ岳特別（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下の御嶽特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下の大通り特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

7月5日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1000万下の北斗賞（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（7戦2勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。