ワンダーシーン(1992年生、母タカサークル)
Wonder Scene
1992.05.14
ワンダーシーン(1992年5月14日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ(当時19歳)と交配したタカサークルが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はフクダファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害4戦0勝、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は1996年の一般C。
経歴
デビュー前
藤岡範士厩舎(栗東)へ入厩。
3歳(1995年)
9月3日、デビュー戦は横山賀一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利(函館ダート1700m 晴/重)に出走。馬体重は476kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。
9月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利(函館ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手(1戦0勝)。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。
10月29日、中5週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(新潟芝1800m 曇/良)に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。
4歳(1996年)
5月3日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下(新潟芝1600m 外回り 晴/良)に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
5月12日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下(新潟芝2200m 外回り 曇/重)に出走。鞍上は千田輝彦騎手(1戦0勝)。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
6月29日、中6週で迎えた6戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利(阪神障害芝→ダート3000m 曇)に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利(小倉障害芝2950m 晴/良)に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月10日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利(小倉障害芝2950m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で村山明騎手(1戦0勝)。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
8月18日、連闘で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利(小倉障害芝2950m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で村山明騎手(2戦0勝)。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた10戦目は、中島洋三騎手を鞍上に迎えて、一般C(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドブリットに半馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
12月1日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた11戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で中島洋三騎手(1戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月22日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた12戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で中島洋三騎手(2戦1勝)。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳(1997年)
7月6日、約6か月半の休養明けで迎えた13戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で中島洋三騎手(3戦1勝)。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のレッドクロスに4馬身の差をつけて休み明け初戦を物にした。
8月17日、中5週で迎えた14戦目は、一般C(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で中島洋三騎手(4戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。