オンワードシャール（1995年生、母オンワードレベツカ）

オンワードシャール（1995年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナグルスキー（当時14歳）と交配したオンワードレベツカが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（株）オンワード牧場。戦績は、中央平地13戦1勝、中央障害9戦0勝、地方3戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

加賀武見厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月29日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3歳（1998年）

1月5日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月25日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた8戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

5月2日、中2週で迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着を確保した。

5月17日、中1週で迎えた10戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2200m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリスマスツリーに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中1週で迎えた11戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、リードを2馬身以上キープして、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた12戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の水芭蕉特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

8月9日、中6週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木寿騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月20日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木寿騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木寿騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1999年）

3月14日、約5か月半の休み明けで迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木寿騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月17日、中4週で迎えた18戦目は、野崎孝仁騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に56kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月24日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（東京芝2400m 雨/不良）に出走。鞍上は横山義行騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって11着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた20戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月19日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月31日、中5週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井規和騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月22日、約4か月の休養明けで迎えた23戦目は、赤見千尋騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5歳（2000年）

1月15日、中4週で迎えた25戦目は、一般B3 C（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドモーメントから3/4馬身差の2着となった。