フラッフィソング（2020年生、母マイディアソング）
Fluffy Song
2020.05.14
フラッフィソング（2020年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ふわふわ+母と母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマクフィ（当時13歳）と交配したマイディアソングが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はいとう牧場。主な勝ち鞍は2024年の一般C3 15。
経歴
デビュー前
1歳のとき、いとう牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって1,265万円で落札された。2歳のとき、日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、西森功によって1,155万円で落札された。
中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
12月17日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。
3歳（2023年）
6月17日、約6か月の休み明けで迎えた2戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。
7月1日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。
8月27日、中7週で迎えた4戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
9月17日、中2週で迎えた5戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の愛媛道後特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、3着に入った。
10月8日、中2週で迎えた6戦目は、一般C3 19（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。
4歳（2024年）
7月7日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、一般C3 15（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミランダバレーに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月21日、中1週で迎えた8戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のメイショウオーパスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
8月3日、中1週で迎えた9戦目は、夏子さん幸多かれ特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のヴィーダをハナ差振り切ってファンの期待に応えた。
9月7日、中4週で迎えた10戦目は、祝康平36歳記念特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたイッセーノーデ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。
10月20日、中5週で迎えた11戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村卓弥騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモズジャックポットを猛烈な末脚でクビ差だけ差し切って順当に勝利した。