ホウライカップ（2003年生、母スギレディ）

ホウライカップ（2003年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のポリッシュパトリオット（当時15歳）と交配したスギレディが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）和田牧場。戦績は、地方27戦2勝2着5回。2006年のキングオープンに勝利した他、2006年のキングで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、和田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

藤ヶ崎一男厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2005年）

9月9日、デビュー戦は横井将人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は495kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイエンフェルトに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンの週刊Gallop賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファイトカンガルーに交わされて1馬身半差の2着となった。

12月7日、中2週で迎えた5戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

3歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた6戦目は、3歳オープンのキングオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のセンゲンゴローを半馬身振り切って2勝目をマークした。

1月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の葉牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

1月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のノースポール特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のヒヤシンス特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（7戦2勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の雪割草特別（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の豊橋・吉田城特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（9戦2勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウタンを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のカンヒ桜特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は横井将人騎手（10戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウタンを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

4月20日、連闘で迎えた14戦目は、3歳戦の鶴舞公園特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（11戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず3着に敗れた。

5月5日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、3歳地方重賞の駿蹄賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦の新緑特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横井将人騎手（13戦2勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の東海ダービー（名古屋ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横井将人騎手（14戦2勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のアジサイ特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で横井将人騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマコトタイセイを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

7月27日、中4週で迎えた19戦目は、3歳戦のアントワープ港特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で横井将人騎手（16戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、3歳戦のベゴニア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で横井将人騎手（17戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳戦の弥富金魚特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で横井将人騎手（18戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦の孔雀草特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で横井将人騎手（19戦2勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月30日、中8週で迎えた23戦目は、一般C8（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で横井将人騎手（20戦2勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（2007年）

4月19日、約4か月半の休養明けで迎えた24戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で横井将人騎手（21戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったランブルローズに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2008年）

1月14日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた25戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で横井将人騎手（22戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で横井将人騎手（23戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

2月4日、連闘で迎えた27戦目は、一般C26（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で横井将人騎手（24戦2勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。