ナカスノクリチャン（2009年生、母オンリーマイウェイ）

ナカスノクリチャン（2009年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「中洲の＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時20歳）と交配したオンリーマイウェイが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は（有）釘田ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2011年の九州ジュニアシリーズ。

経歴

デビュー前

2歳のとき、釘田ファームから「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、栗本博晴によって126万円で落札された。

高橋隆厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月30日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。15頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月6日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。17頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいいところがなく16着に終わった。

9月2日、中3週で迎えた3戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の九州ジュニアシリーズ（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のハシレバゲンキニに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアルデバラン賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったガルホームに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で迎えた5戦目は、大澤誠志郎騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、2歳戦のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

11月25日、中5週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の野菊賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の長崎街道境原宿賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。