ハードワイヤー（1994年生、母ハードルーラー）
Hard Wire
1994.03.30
ハードワイヤー（1994年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時14歳）と交配したハードルーラーが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地29戦1勝、地方22戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1997年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
福永甲厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1996年）
7月14日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は454kg。12頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。
7月20日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。
8月25日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に敗れた。
3歳（1997年）
1月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。
1月26日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。
2月22日、中1週で迎えた7戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
3月16日、中2週で迎えた8戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。
3月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
4月20日、中2週で迎えた10戦目は、常石勝義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。
5月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。
6月8日、中2週で迎えた13戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。
6月14日、連闘で迎えた14戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（6戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のトヨサンブランドに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4歳（1998年）
1月6日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、日吉正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で日吉正和騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず14着に終わった。
2月8日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で日吉正和騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
3月15日、中4週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で日吉正和騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた19戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が鈍り10着に終わった。
4月12日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下の二王子岳特別（新潟芝1600m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宝来城多郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下の湯沢特別（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宝来城多郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。
5月30日、中2週で迎えた23戦目は、K.レイ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下の’98アジアジョッキーズ（1）（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
10月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。
11月1日、中1週で迎えた25戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。
11月7日、連闘で迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（7戦1勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。
11月28日、中2週で迎えた27戦目は、仲田雅興騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。
12月6日、連闘で迎えた28戦目は、今村康成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず15着に終わった。
12月12日、連闘で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村康成騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。
5歳（1999年）
2月15日、中8週で迎えた30戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ C2イ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミナミノダブリンから1馬身差の2着に敗北した。
2月27日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホウヨウジョイフルに半馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。
4月10日、中5週で迎えた32戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月5日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた33戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2 B3（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターバスターズから半馬身差の2着に敗北した。
5月16日、中1週で迎えた34戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月12日、中3週で迎えた35戦目は、名草川特別（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月20日、連闘で迎えた36戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
7月20日、中3週で迎えた37戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月24日、中8週で迎えた38戦目は、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月3日、連闘で迎えた39戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。
10月18日、中1週で迎えた40戦目は、金精峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月14日、中3週で迎えた41戦目は、一般B3（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイズミメイトから5馬身差の2着に敗北した。
12月14日、中3週で迎えた42戦目は、一般B2 B3（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村芳晃騎手（6戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
6歳（2000年）
2月11日、中7週で迎えた43戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C6-1（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスナークサンライズからクビ差の2着となった。
3月19日、中4週で迎えた44戦目は、一般C6-3（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヴィクトリヴァースに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。
4月16日、中3週で迎えた45戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月19日、約3か月の休養明けで迎えた46戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノファミリーから1馬身半差の2着となった。
8月5日、中1週で迎えた47戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラショウハイに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする
9月16日、中5週で迎えた48戦目は、一般C4-3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7歳（2001年）
1月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた49戦目は、一般C5-1（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンシャークに半馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。
1月28日、中3週で迎えた50戦目は、一般C4-2（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月20日、中6週で迎えた51戦目は、一般C4-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。