テイエムミステリー（2006年生、母コーディーライン）

テイエムミステリー（2006年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋神秘」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したコーディーラインが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）中島牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害4戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の一般C14。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月17日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた6戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。18頭立ての17番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら9番手で通過。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月1日、中4週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高井彰大騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で高井彰大騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月27日、中5週で迎えた12戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C23（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったフリークパラダイスから4馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、明成建設特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノサンシャインに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルコマガタケに1馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、青研特選（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファストカントリーに4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

4歳（2010年）

1月19日、中2週で迎えた18戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、中4週で迎えた19戦目は、72 ちはぺったん杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた20戦目は、一般C15（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（4戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーテルスマイルからアタマ差の2着に甘んじた。