アグネススターダム（2013年生、母アグネスマジカル）

アグネススターダム（2013年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋スターの地位」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時16歳）と交配したアグネスマジカルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2020年の川俣特別(1勝クラス)。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

10月11日、デビュー戦は和田翼騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のパーシーズベストを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2016年）

2月13日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったフロムマイハートにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の大寒桜賞（中京芝2200m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月14日、約4か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下の若戸大橋特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（2戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた7戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4歳（2017年）

6月25日、約9か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は和田翼騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい9着に終わった。

5歳（2018年）

3月31日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田翼騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田翼騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた12戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の城崎特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい6着に終わった。

10月2日、約4か月の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（8戦1勝）。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく7着に終わった。

10月20日、中2週で迎えた15戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

6歳（2019年）

1月20日、約3か月の休み明けで迎えた16戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は和田翼騎手（9戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり14着に終わった。

4月21日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田翼騎手（10戦1勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。先手を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず9着に終わった。

7月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田翼騎手（11戦1勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切り、5着を確保した。

8月24日、中3週で迎えた20戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

7歳（2020年）

4月18日、約8か月の休み明けで迎えた21戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの川俣特別（福島芝1800m 雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のクリノオウジャをクビ差振り切って久しぶりの実戦を制した。

5月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上2勝クラスの福島放送賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。