エプソムゲッター（1993年生、母ルボックセローナ）

エプソムゲッター（1993年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時13歳）と交配したルボックセローナが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大西ファーム。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1996年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1996年）

6月15日、デビュー戦は東信二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

7月13日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で東信二騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月20日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東信二騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で東信二騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東信二騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイビートユーに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

9月15日、連闘で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で東信二騎手（7戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るマキシムワコを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月27日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東信二騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

4歳（1997年）

5月4日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

5月24日、中2週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

6月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた13戦目は、5歳以上500万下（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた14戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1000m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた16戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。