サクラカイウン（1982年生、母サクラグローブ）

サクラカイウン（1982年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時9歳）と交配したサクラグローブが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、中央平地28戦3勝2着4回、地方27戦6勝2着5回。1986年の東京スポーツ杯(オープンハンデ)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

1歳（1984年）

11月3日、12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったサザンフィーバーから9馬身差の2着に敗北した。

11月17日、8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月1日、19頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月23日、18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャコーコピアから1馬身1/4差の2着に敗北した。

2歳（1985年）

1月13日、13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユニバックシローに3/4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

5月26日、9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月8日、8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウコウカプリから1馬身差の2着に敗北した。

6月29日、11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のプレスポーセレンに2馬身の差をつけて勝利を物にした。

8月4日、17頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月31日、6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月29日、10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月19日、15頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月16日、8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月15日、15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（1986年）

1月12日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は花松進騎手。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のアサカテームオーに1馬身1/4の差をつけて勝利を物にした。

2月9日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の金蹄賞（東京ダート2100m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で花松進騎手。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

3月22日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の房総特別（中山芝2500m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で花松進騎手。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

4月19日、5歳以上1400万下の晩春特別（東京芝2400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で花松進騎手。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

5月17日、ハンデ戦で5歳以上1400万下のエメラルドステークス（東京芝2400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で花松進騎手。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

6月15日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の福島テレビ杯（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で花松進騎手。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、セッテジュノーに交わされて1馬身差の2着となった。

7月20日、ハンデ戦で4歳以上900万下のNST賞（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で花松進騎手。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月3日、ハンデ戦で4歳以上900万下の朱鷺ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月24日、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

10月19日、ハンデ戦でオープンの東京スポーツ杯（東京芝2400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は花松進騎手。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、非常に緩いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

11月15日、4歳以上900万下の初冬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で花松進騎手。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月20日、4歳以上900万下（中山ダート2500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で花松進騎手。17頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に敗れた。

5歳（1987年）

1月10日、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で花松進騎手。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

8月20日、妙高特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノシヤトルをアタマ差制して勝利を決めた。

9月8日、長月特別（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のダイナサンローランに半馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。

10月3日、朝日岳特別（新潟(地)ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木春雄騎手。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノシヤトルに1馬身の差をつけて勝利を収めた。

11月3日、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木春雄騎手。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月29日、さざんか特別（新潟(地)ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木春雄騎手。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月14日、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木春雄騎手。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1988年）

4月10日、陽春特別（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のイチコウハヤタケをクビ差制して勝利を手に入れた。

5月5日、立夏特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカネノシヤトルから半馬身差の2着に敗北した。

5月29日、下越特別（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木春雄騎手。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスピードペガサスから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月26日、朱鷺大賞典（新潟(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木春雄騎手。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月10日、文月特別（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木春雄騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカネノシヤトルをハナ差制して勝利を挙げた。

7月24日、清流特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で鈴木春雄騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートコマンダーから6馬身差の2着に敗北した。

8月16日、三条記念（三条ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、長月特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で鈴木春雄騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグレートコマンダーから1馬身半差の2着に敗北した。

9月30日、青雲特別（三条ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、新潟グランプリ（新潟(地)ダート2280m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で鈴木春雄騎手。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月1日、さざんか特別（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、新潟記念（新潟(地)ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は18戦連続で鈴木春雄騎手。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（1989年）

1月3日、国際花と緑の博覧会（三条ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は19戦連続で鈴木春雄騎手。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月9日、仲春特別（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で鈴木春雄騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月27日、金蹄賞（三条ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で鈴木春雄騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月9日、薫風特別（三条ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は22戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカドクターに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月16日、三条記念（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で鈴木春雄騎手。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月7日、初秋特別（三条ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は松原正文騎手。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月17日、長月特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月10日、神無月特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木春雄騎手。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月21日、一般A2（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は小国博行騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサカントリーから8馬身差の2着に敗北した。