トウカイジュノー（1983年生、母トウカイガゼル）

トウカイジュノー（1983年6月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサテインゴ（当時13歳）と交配したトウカイガゼルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方15戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1986年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

松元省一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

10月5日、デビュー戦は4歳未勝利（福島芝1000m 晴/不良）に出走。馬体重は446kg。鞍上は西園正都騎手。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

10月11日、4歳未勝利（福島ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西園正都騎手。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のリネンプリンスに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

11月16日、4歳以上400万下（京都芝1400m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は安田隆行騎手。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

4歳（1987年）

7月19日、4歳以上400万下（小倉芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は原田聖二騎手。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

7月25日、牝馬限定の4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は土肥幸広騎手。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月13日、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は熊沢重文騎手。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月3日、一般C1ロ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のラツキームサシに1馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

11月15日、一般B3（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月30日、一般C1（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカラムサシオから2馬身差の2着に敗北した。

12月13日、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1988年）

4月10日、一般C1ロ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメンメンセンに4馬身の差をつけて勝利をモノにした。

5月29日、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上はユン・チウン騎手。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月9日、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は根岸良昌騎手。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月25日、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で根岸良昌騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、一般B3イ（新潟(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で根岸良昌騎手。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、一般B3ハ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で根岸良昌騎手。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月9日、一般B3ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で根岸良昌騎手。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンスパークに5馬身の差をつけて勝利を掴み取った。

8月24日、一般B3（三条ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で根岸良昌騎手。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のノーストウシヨウに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月29日、一般B3（三条ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月12日、一般B3イ（新潟(地)ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木春雄騎手。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエゾノカチドキに1馬身半の差をつけてトップでゴールを駆け抜けた。

12月1日、一般B3（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は根岸良昌騎手。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。