グレートイースタン（2005年生、母ジャストドゥイット）

グレートイースタン（2005年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「豪華客船名」。毛色は鹿毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時10歳）と交配したジャストドゥイットが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は佐々木直孝。戦績は、中央平地1戦0勝、地方13戦3勝。主な勝ち鞍は2007年のエーヴィスシステムズ賞。

経歴

デビュー前

米川伸也厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

7月4日、デビュー戦は斉藤正弘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドカラーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのサッポロ生ビール黒ラベル特別（旭川ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた6戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウキュウエースに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月31日、中4週で迎えた7戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のエーヴィスシステムズ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るアンサーザベルを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って3勝目を挙げた。

11月28日、中3週で迎えた8戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳S2のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず10着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた9戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の白鳥特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

3歳（2008年）

7月28日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

10月27日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた14戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。