アルファボーイ（1989年生、母ニケマリア）
Alpha Boy
1989.05.20
アルファボーイ（1989年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時22歳）と交配したニケマリアが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方29戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は1996年の5歳以上C1。
経歴
デビュー前
内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（1991年）
11月23日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
12月1日、連闘で迎えた2戦目は、原田聖二騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
12月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。
4歳（1993年）
2月27日、約14か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた5戦目は、溝橋秀吉騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。
3月20日、連闘で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。
4月25日、中4週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた8戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。
7月11日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、和田正美騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスマイトに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
8月1日、中2週で迎えた10戦目は、岩本清隆騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のブンゴヒカリに2馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
8月14日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩本清隆騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダッチギルダーに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。
11月19日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg戻して迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩本清隆騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクラウンバンカーに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩本清隆騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。9着に敗れた。
5歳（1994年）
5月4日、約5か月の休養明けで迎えた14戦目は、大垣敏夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカネヤマネイティヴに2馬身半の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。
5月14日、中0週で迎えた15戦目は、5歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月23日、約4か月半の休養明けで迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のノータッチに8馬身の差をつけて休養明け初戦をモノにした。
10月16日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大垣敏夫騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大垣敏夫騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスカシンボリから4馬身差の2着となった。
11月12日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大垣敏夫騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシモンライスから4馬身差の2着に敗北した。
11月28日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大垣敏夫騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンデンローズから5馬身差の2着に敗北した。
12月26日、中3週で迎えた21戦目は、野元博実騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンデンシンボリから6馬身差の2着に敗北した。
6歳（1995年）
1月5日、中0週で迎えた22戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、佐賀競馬ジョッキーズグランプリ第5戦（佐賀ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月22日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は野元博実騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月19日、中3週で迎えた24戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野元博実騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月25日、約10か月半の休養明けで迎えた25戦目は、中川竜馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雪/良）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。
7歳（1996年）
1月7日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中川竜馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月20日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で中川竜馬騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
1月29日、連闘で迎えた28戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルワスズカに2馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。
2月19日、中2週で迎えた29戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大垣敏夫騎手（8戦3勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
3月3日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大垣敏夫騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウウエーブから2馬身半差の2着となった。
3月18日、中1週で迎えた31戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大垣敏夫騎手（10戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月22日、中4週で迎えた32戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大垣敏夫騎手（11戦3勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大垣敏夫騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーキャノンから5馬身差の2着となった。
5月13日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大垣敏夫騎手（13戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
5月27日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で大垣敏夫騎手（14戦3勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月10日、中1週で迎えた36戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月24日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大垣敏夫騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。