ツジノライフ（1992年生、母ホワイトデイツク）

経歴

デビュー前

3歳（1995年）

3月5日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい14着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた2戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のラシアンブレーブを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

4月30日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月20日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドンコサックを上がり2位の末脚で半馬身差し切って制した。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月9日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入った。

10月7日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

10月29日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の秋興特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネルマジェスタをクビ差振り切って3勝目を獲得した。

11月26日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた10戦目は、ハンデ戦のウェルカムステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（5戦2勝）。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた11戦目は、’95フェアウェルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（6戦2勝）。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、伸びてきたタニノオンパレード決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4歳（1996年）

1月28日、中4週で迎えた12戦目は、白嶺ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では徐々に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のスプリングコートを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月19日、中2週で迎えた13戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデG2の目黒記念（東京芝2500m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3月23日、中4週で迎えた14戦目は、ハンデ戦でオープンの韓国馬事会杯（中山芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は岡部幸雄騎手（8戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

9月28日、約6か月半の休み明けで迎えた15戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、セプテンバーステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、白秋ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたキングオブダイヤ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

11月17日、中2週で迎えた17戦目は、ノベンバーステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（1997年）

1月26日、中9週で迎えた18戦目は、白嶺ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6歳（1998年）

8月2日、約18か月半の休み明けで迎えた19戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、BSNオープン（新潟芝1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月30日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。