アスクタイガー（1990年生、母アンビション）

アスクタイガー（1990年2月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時11歳）と交配したアンビションが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）藤原牧場。戦績は、中央平地10戦1勝2着1回、中央障害13戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1994年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

10月10日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

10月17日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

3歳（1993年）

5月23日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったトウショウゴリーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（1994年）

5月1日、約11か月の休養明けで迎えた6戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千田輝彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

6月19日、中5週で迎えた8戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメジロタロウを上がり2位タイの末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

9月18日、約3か月の休養明けで迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の佐倉特別（中山芝2500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦1勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた11戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1995年）

1月7日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（4戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月17日、約5か月半の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村卓士騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた17戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村卓士騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村卓士騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月3日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北村卓士騎手（8戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライアントホークから8馬身差の2着となった。

10月8日、中4週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は10戦連続で北村卓士騎手（9戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた21戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンカイオーに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月29日、連闘で迎えた22戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は北村卓士騎手（10戦0勝）。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。