ショウナンカイオー（1992年生、母メジロフィーシャー）

ショウナンカイオー（1992年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時16歳）と交配したメジロフィーシャーが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は大宮貢。戦績は、中央平地7戦1勝、中央障害6戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年の障害5歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1995年）

3月26日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は528kg。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のデボネアシチーに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月6日、中3週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のこけもも賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、4歳500万下のガーベラ賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下のアベリア賞（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

7月30日、中5週で迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

10月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスクタイガーから1馬身半差の2着となった。

11月25日、中4週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったガナルリバーから1馬身1/4差の2着に敗北した。

12月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロテンオーから約12馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

1月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったナスノアザヤカから3/4馬身差の2着に敗北した。

1月27日、中2週で迎えた12戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦0勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のタガジョートーイに約12馬身の大差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月10日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 晴/良）に55kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。