メジロテンオー（1992年生、母メジロラモーヌ）

メジロテンオー（1992年6月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時13歳）と交配したメジロラモーヌが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地18戦2勝2着1回、中央障害2戦1勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の4歳500万下。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

10月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったヒシワールドに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月30日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

11月19日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のマイネスカーレットを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

12月25日、中4週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（1995年）

5月7日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg絞って迎えた5戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた6戦目は、S.ソト騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のパラダイスアーミーを半馬身振り切って2勝目を獲得した。

6月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳900万下のエーデルワイスステークス（東京芝1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続でS.ソト騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月9日、中3週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳900万下のさくらんぼステークス（福島芝2000m 雨/稍重）に出走。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の函館日刊スポーツ杯（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上900万下の松前特別（函館芝2600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下の大沼ステークス（函館芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず最後はマラキムジュニアと並んで8着同着となった。

9月16日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山賀一騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月8日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝2000m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月3日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラエナジーから1馬身半差の2着となった。

12月23日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンカイオーに約12馬身の大差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5歳（1997年）

6月28日、約18か月半の休養明けで迎えた17戦目は、4歳以上900万下の八雲特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山賀一騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上900万下の日高特別（札幌芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（7戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下のHBC杯（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（8戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた20戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

6歳（1998年）

1月5日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、碓氷峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた23戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた25戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月15日、中1週で迎えた26戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた27戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた28戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で福原好隆騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、連闘で迎えた29戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で福原好隆騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。