ハニーハンター（2010年生、母スピードエアロ）

ハニーハンター（2010年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「はちみつ取りをする人」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーホウエンペラー（当時14歳）と交配したスピードエアロが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方26戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-3。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

12月22日、デビュー戦は嶋田純次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

3歳（2013年）

9月1日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

10月1日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

10月10日、連闘で迎えた4戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた5戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、4地区JA青年部賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ビコーズオブラヴに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

4月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、モルダウに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、日高山脈ペテガリ岳賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

6月5日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤジレイナを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた13戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた14戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線に入ると、前で粘るキングタケショウを圧倒的な末脚で半馬身差し切って制した。

8月21日、中1週で迎えた15戦目は、朝顔特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた16戦目は、スワンフェスタ2014賞（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた19戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したリネンジョオーにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月2日、連闘で迎えた20戦目は、3歳以上C2 35（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、チャレンジシリーズ第29戦（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島拓騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサカフェリスを強烈な末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を挙げた。

11月23日、連闘で迎えた22戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島拓騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったアフリカンブルーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月29日、連闘で迎えた23戦目は、チャレンジシリーズ第31戦（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川島拓騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカシノチャンプを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

12月6日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C2 33（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で川島拓騎手（5戦2勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川島拓騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったイチザブイに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2015年）

1月4日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で川島拓騎手（7戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のバンダナに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月1日、中3週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川島拓騎手（8戦3勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月15日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で川島拓騎手（9戦3勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。