サバンナテイオー（1991年生、母ラビツトコーラル）

サバンナテイオー（1991年5月4日）は、日本の競走馬、種牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時9歳）と交配したラビツトコーラルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山口芳広。戦績は、地方26戦13勝2着5回。主な勝ち鞍は1994年の北日本アラブ優駿。

経歴

デビュー前

小林義明厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1993年）

10月23日、デビュー戦は小林俊彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（盛岡ダート850m 曇/稍重）に出走。馬体重は441kg。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクテイオーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月28日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、アラ系3歳（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1994年）

1月4日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビソウブラジルに2馬身の差をつけて2勝目を収める

4月24日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアドニスヒットに8馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月8日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲルサガに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

6月5日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったグラントウザイから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月19日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（6戦4勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のトップザアマミに4馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月18日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（7戦5勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチュードセンプーに4馬身の差をつけて6勝目を手中に収めた。

8月14日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のビクトリーカップ（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトップザアマミから1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の北日本アラブ優駿（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタマスキーに1馬身の差をつけて優勝

10月1日、中3週で迎えた11戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボルに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月29日、中3週で迎えた12戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（10戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のジョージラモナに4馬身の差をつけて9勝目を収める

12月4日、中4週で迎えた13戦目は、3歳戦の日高賞（水沢ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（11戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲルサガに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4歳（1995年）

1月4日、中3週で迎えた14戦目は、紫桐杯（水沢ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（12戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、IBC杯（盛岡ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（13戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターホンマルから4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中3週で迎えた16戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、せきれい賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた17戦目は、金蹄賞（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（14戦9勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフレッシュボーイに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月9日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、東北アラブチャンピオン（新潟(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（15戦10勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターホンマルからハナ差の2着となった。

8月6日、中3週で迎えた19戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（16戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルデンライデンからクビ差の2着に甘んじた。

9月10日、中4週で迎えた20戦目は、新潟平成カップ（新潟(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（17戦10勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンダークロードに5馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月1日、中2週で迎えた21戦目は、アラブ王冠（水沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（18戦11勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた22戦目は、アラブ大賞典（盛岡ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（19戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（1996年）

4月7日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg減らして迎えた23戦目は、IBC杯（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（20戦11勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。3着に入った。

5月5日、中3週で迎えた24戦目は、金蹄賞（水沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（21戦11勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた25戦目は、東北アラブチャンピオン（水沢ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（22戦11勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で小林俊彦騎手（23戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイースタンジョージに5馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす