ウインベッスル（2016年生、母ブラックシップ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、久保ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって561.6万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,300万円（3.25万×400口）で一口馬主が募集された。

2歳（2018年）

6月23日、デビュー戦は黛弘人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた3戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で黛弘人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

10月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で黛弘人騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず13着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた6戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 晴/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったコンチディナーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた7戦目は、2歳C2一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヤマトタケルに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C1一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた10戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳C1一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったセクシーブーツに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月25日、中2週で迎えた12戦目は、3歳C1二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたニシノヴォーカル決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

7月6日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のペシュウィズダムを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のピーチメルバ賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

9月9日、中4週で迎えた16戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（9戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。