キョウエイアスカ（2005年生、母ジャカランダ）

キョウエイアスカ（2005年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時18歳）と交配したジャカランダが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、地方8戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のすすき特別。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2008年）

8月15日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のザマンアイラブに約12馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定3歳戦の撫子特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、平均的なペースで一団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、サブノイナズマに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のすすき特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマサノガーランドに3馬身半の差をつけて制した。

10月10日、中2週で迎えた4戦目は、一般C2三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るジョウノカグヤヒメを別次元の末脚でアタマ差だけ差し切って1着ゴールを果たした。

11月10日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定戦の時雨特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、勝ったブライダルサンデーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

12月30日、中3週で迎えた7戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に敗れた。

4歳（2009年）

2月20日、中6週で迎えた8戦目は、一般C1六 C2六（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦3勝）。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。