ツジノハヤテ（1984年生、母トミカザン）

ツジノハヤテ（1984年2月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のクラウンドプリンス（当時15歳）と交配したトミカザンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方21戦6勝2着7回。主な勝ち鞍は1989年の九千部賞(C1)。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

2月1日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はバテてしまい13着に終わった。

10月11日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、津留千彰騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津留千彰騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた5戦目は、関野弘行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関野弘行騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

4歳（1988年）

1月3日、中5週で迎えた8戦目は、雑賀秀介騎手を鞍上に迎えて、5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったニングジャンセンから1馬身半差の2着となった。

1月25日、中2週で迎えた9戦目は、5歳（紀三井寺ダート1240m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で雑賀秀介騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、連闘で迎えた10戦目は、田邉廣文騎手を鞍上に迎えて、5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクールサンフオードに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月21日、中2週で迎えた11戦目は、神保忠三騎手を鞍上に迎えて、5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったニングジャンセンから2馬身半差の2着に敗北した。

3月20日、中3週で迎えた12戦目は、5歳（紀三井寺ダート1240m 晴/良）に出走。鞍上は田邉廣文騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のタニワカサミツトに1馬身半の差をつけて優勝

4月30日、中5週で迎えた13戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったアラカネクインからクビ差の2着に惜敗した。

5月5日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツセンペールをクビ差制して3勝目をつかんだ。

5月15日、中0週で迎えた15戦目は、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクールサンフオードからクビ差の2着に甘んじた。

5月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月25日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマスノトウシヨウから1馬身半差の2着に敗北した。

7月2日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた19戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったワールドフブキから1馬身差の2着となった。

9月5日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミジヤクソンから2馬身差の2着となった。

12月5日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（7戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた25戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールソロンに1馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

5歳（1989年）

1月21日、中4週で迎えた26戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスネーバダンスに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月6日、中1週で迎えた27戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島元徳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨラミーに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月4日、中3週で迎えた28戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島元徳騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。