マルキタボーイ（1986年生、母チヨウセイモンタ）

マルキタボーイ（1986年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンシャインボーイ（当時12歳）と交配したチヨウセイモンタが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の一般D。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1989年）

2月5日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は516kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で村本善之騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村本善之騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

9月2日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい12着に敗れた。

4歳（1990年）

5月8日、約8か月半の休み明けで迎えた6戦目は、広森久雄騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1700m 雨/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた7戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったムツミオリコンからアタマ差の2着に惜敗した。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、角川秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般D（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は広森久雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のウイナーヒーローに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

6月21日、連闘で迎えた10戦目は、一般D（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で広森久雄騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったダフオデルから3馬身差の2着に敗北した。

5歳（1991年）

4月25日、約10か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般D（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で広森久雄騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた12戦目は、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で広森久雄騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。