カーニバルダンサー（2000年生、母ノアアルファー）

カーニバルダンサー（2000年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「祭りの踊り子」。毛色は芦毛。種牡馬のサクラチヨノオー（当時15歳）と交配したノアアルファーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田憲周。戦績は、中央平地2戦0勝、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

7月31日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアインカンチーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、松浦政宏騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月26日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、2歳T1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャンハイマリーに交わされて3馬身差の2着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた4戦目は、2歳T1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳T1（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

3歳（2003年）

3月7日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

3月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた8戦目は、3歳T2（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月27日、連闘で迎えた9戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月11日、中1週で迎えた10戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（園田ダート1700m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

7月6日、中9週で迎えた12戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた13戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のサマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月19日、中3週で迎えた14戦目は、山城の郷わだやま特別（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、オードシエールに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

4月6日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた15戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

4月20日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4月29日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

5月25日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、山崎さつき特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は有馬澄男騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた19戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、時のふるさと明石特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。