ボーカルライン（1983年生、母デラルデライト）

経歴

デビュー前

3歳（1986年）

4月27日、デビュー戦は4歳未出走（新潟芝1400m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。鞍上は関野弘行騎手。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に敗れた。

5月10日、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関野弘行騎手。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

5月31日、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は安田富男騎手。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月21日、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月19日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

8月2日、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月17日、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は中野栄治騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のセレクトザベストに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

9月21日、4歳以上400万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野栄治騎手。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したダイナリーガルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

10月12日、4歳以上400万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野栄治騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月9日、4歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田村正光騎手。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダンケリキヤを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

12月7日、ハンデ戦で4歳以上900万下の師走特別（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

4歳（1987年）

5月3日、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったセキノゴッドにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月24日、5歳以上900万下の日吉特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

6月27日、牝馬限定の4歳以上400万下の羊ケ丘特別（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月12日、4歳以上400万下の利尻特別（札幌ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月2日、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のサチノプレストに3馬身半の差をつけてトップでゴールに飛び込んだ。

9月27日、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は田村正光騎手。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

10月11日、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

10月24日、牝馬限定の4歳以上900万下（東京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したオンステージを差し切れず、3馬身半差の2着となった。

11月22日、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

12月12日、牝馬限定の4歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

12月26日、牝馬限定の4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田村正光騎手。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（1988年）

7月30日、4歳以上900万下のおおぞらステークス（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では全く伸びず12着に終わった。