サクラアンバー（1983年生、母クリアアンバー）

サクラアンバー（1983年4月27日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンテースト（当時12歳）と交配したクリアアンバーが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝、地方35戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1986年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

境勝太郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1986年）

2月23日、デビュー戦は4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。鞍上は小島太騎手。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のハーディーバルボアに1馬身の差をつけて勝利を手にした。

3月22日、4歳400万下のもくれん賞（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

8月3日、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下（函館芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東信二騎手。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

9月6日、4歳以上400万下（函館芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東信二騎手。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

9月13日、4歳以上400万下（函館芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東信二騎手。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

11月8日、4歳以上400万下の相模湖特別（東京芝2300m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

11月22日、4歳以上400万下の白樺湖特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は東信二騎手。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

12月13日、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小島太騎手。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着を確保した。

12月20日、4歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小島太騎手。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

4歳（1987年）

1月10日、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小島太騎手。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4月4日、ハンデ戦で5歳以上900万下の三里塚特別（中山芝2500m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は木藤隆行騎手。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい10着に終わった。

5歳（1988年）

1月30日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

2月7日、5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木藤隆行騎手。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

6月14日、一般D（旭川ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンオールに3馬身の差をつけてトップでゴールインした。

6月22日、一般D（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のワイビーヒーローに4馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

7月21日、一般C（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモスランナーに半馬身の差をつけて勝利を手にした。

8月3日、一般C（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、札幌えぞまつ特別（札幌(地)ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノキヨジオーに2馬身の差をつけて勝利した。

8月29日、ニッポンハム特別（札幌(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、雉ヶ森特別（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月21日、幌向特別（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柳沢好美騎手。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月13日、ステイヤーズカップ（岩見沢ダート2600m 曇/不良）に出走。鞍上は角川秀樹騎手。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月3日、道営記念（岩見沢ダート2000m 雪/不良）に出走。鞍上は伊藤隆志騎手。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1989年）

4月25日、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、屈斜路特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスピアリアーに1馬身の差をつけて勝利を挙げた。

6月22日、旭岳特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイッカクオーから半馬身差の2着に敗れた。

7月6日、利尻特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、増毛特別（岩見沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のイッカクオーに2馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。

8月16日、ステイヤーズカップ（岩見沢ダート2600m 曇/重）に出走。鞍上は松田路博騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月28日、一般A（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、洞爺湖特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は松田路博騎手。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンザラクインから2馬身半差の2着となった。

9月18日、恵庭特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のインターカオルをハナ差制してトップでゴールを駆け抜けた。

10月10日、ブリーダーズゴールドカップ（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は松田路博騎手。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月19日、羅臼賞（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田路博騎手。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月9日、道営記念（帯広ダート2400m 雨/不良）に出走。鞍上は角川秀樹騎手。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7歳（1990年）

4月25日、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角川秀樹騎手。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月9日、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角川秀樹騎手。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月22日、摩周賞（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月10日、雄冬賞（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月19日、暑寒別賞（岩見沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤倉寛幸騎手。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月2日、旭岳賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤倉寛幸騎手。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、一般A（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤倉寛幸騎手。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月22日、上川生産連特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で藤倉寛幸騎手。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、十勝ワイン特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤倉寛幸騎手。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月26日、明治乳業特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で藤倉寛幸騎手。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月10日、一般A（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、恵山特別（函館(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月5日、ジョイズ・ヒル特別（函館(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。