ホクトエース（2000年生、母アイランドマドンナ）

Hokuto Ace

2000.05.09

ホクトエース（2000年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のカツラギエース（当時20歳）と交配したアイランドマドンナが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は工藤 和幸。戦績は、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の秋蘭特別。

経歴

デビュー前

栗田知治厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2002年）

7月23日、デビュー戦は早見多加志騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は525kg。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったクラブベージュに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた2戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスターストライプに6馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の秋蘭特別（大井ダート1490m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスオウライデンを自慢の末脚で半馬身差し切って2勝目を挙げた。

10月16日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1590m 内回り 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月15日、中3週で迎えた5戦目は、2歳ハンデ地方重賞の鎌倉記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3歳（2003年）

4月23日、約5か月半の休み明けで迎えた6戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

5歳（2005年）

3月9日、約23か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた7戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた8戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。