第35回 ハイセイコー記念 (地方重賞)

レース展開

ベルモントソレイユが集団をリードする形、直後の位置にスオウライデンが続く

端をきったのはベルモントソレイユ。後続との差を1馬身ほど確保して一団を引っ張っていく。単独の2番手にスオウライデンが続く。その後ろ、マルカセンターとピープルズチャンプが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、アッフロンターレは中団前め。アジュガとホクトエースは中団馬群の真ん中を併走。グリンゼファーは中団後方の位置取り。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはスギノワンダーとロベルトジョージ。後方2番手の位置で息を潜めて力を温存するのはシーセプエデ。最後方にナイキゲルマンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ハイセイコー記念、スオウライデンが優れた自在性を駆使した安定感のある競馬で優勝

先頭はベルモントソレイユでリードは1馬身。単独の2番手にスオウライデンが続く。その後ろ、ピープルズチャンプが3番手。1馬身離れて、ホクトエースが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける1番人気のベルモントソレイユ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたスオウライデンが次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。2着には、逃げ粘ったベルモントソレイユが続き、2着と3馬身差の3着には、中団前目の位置から切れ味のいい末脚を発揮したグリンゼファーが入った。そこから2馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えた2番人気のホクトエースが入線した。