バレンタインキッス（2002年生、母ムーンライトラン）

バレンタインキッス（2002年2月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「誕生日にちなみ。祝福」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時15歳）と交配したムーンライトランが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）静内ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方27戦2勝。主な勝ち鞍は2007年の新冠町静内三石軽種馬生産振興会賞(一般D3-1)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月10日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

12月18日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

3歳（2005年）

1月16日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3月27日、中9週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

4歳（2006年）

5月16日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサフランドールに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月21日、中2週で迎えた8戦目は、一般D2-2（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた10戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般D2-4（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月6日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、一般D2-3（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた17戦目は、門別町商工会賞（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた18戦目は、一般D2-4（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

11月7日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、美園特別（札幌(地)ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で服部茂史騎手（10戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

5歳（2007年）

4月18日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた20戦目は、新冠町静内三石軽種馬生産振興会賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で服部茂史騎手（11戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサクラボラーレを半馬身振り切って久々の一戦をモノにした。

5月3日、中1週で迎えた21戦目は、日高管内軽種馬生産振興会賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で服部茂史騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で服部茂史騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた23戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月11日、中9週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた26戦目は、一般D1-3（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で桑村真明騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた27戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた28戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般D1-3（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた29戦目は、温泉郷賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた30戦目は、AIR-G’開局25周年賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

12月13日、中4週で迎えた31戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、一般C12（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた32戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C15（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。