ジニアテソーロ（2017年生、母メイドインリオ）

ジニアテソーロ（2017年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「花の名＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時16歳）と交配したメイドインリオが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は本間牧場。主な勝ち鞍は2020年の安平町「馬歯酒」賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2019年）

10月5日、デビュー戦は木幡育也騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

10月27日、中2週で迎えた2戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3歳（2020年）

2月9日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月24日、中5週で迎えた4戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインシャイン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり8着に敗れた。

5月23日、中8週で迎えた5戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい16着に終わった。

6月24日、中4週で迎えた6戦目は、加藤誓二騎手を鞍上に迎えて、一般C4-7（門別ダート1000m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のピエナハーブに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月16日、中2週で迎えた7戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた8戦目は、安平町「馬歯酒」賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のスモウブインタリズを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

8月26日、中3週で迎えた9戦目は、クジャクソウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジョーパティオに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月10日、中1週で迎えた10戦目は、ホクレンパールライス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野楓馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた11戦目は、ふるさと日高応援特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小野楓馬騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた12戦目は、百日草特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小野楓馬騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた13戦目は、レ・コードな町新冠特別（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で小野楓馬騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

4歳（2021年）

4月22日、約5か月半の休養明けで迎えた14戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って8着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた15戦目は、一般C32 C41（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、オールフォーワンに半馬身交わされて2着となった。

5月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般C32 C41（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、チビノシズカに交わされて2馬身差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた17戦目は、キンシバイ特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、チビノシズカに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた18戦目は、ネジバナ特別（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

7月27日、中4週で迎えた19戦目は、古平温泉しおかぜ特別（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

10月5日、中9週で迎えた20戦目は、ヒャクジツコウ特別（門別ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、二風谷観光公園賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた22戦目は、アロースタッド特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

5歳（2022年）

2月5日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた24戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったキリンノツバサに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

3月4日、中1週で迎えた25戦目は、うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルキアロを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月19日、中1週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマリノフォーチュンに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

4月9日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

5月21日、中3週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

6月5日、中1週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた30戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた31戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、チャレンジシリーズ（佐賀ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた32戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた33戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

9月10日、中6週で迎えた34戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、わし座特選（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた35戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、はくちょう座特選（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。