ホッコーロバリー（2000年生、母チアズスミレ）

ホッコーロバリー（2000年5月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時13歳）と交配したチアズスミレが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長田ファーム。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月2日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は476kg。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るシャンゴを目の覚めるような末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

3月29日、中3週で迎えた2戦目は、3歳500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月20日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳500万下の君子蘭賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦1勝）。17頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

9月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から44kg戻して迎えた4戦目は、3歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた6戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

4歳（2004年）

5月23日、約7か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は本田優騎手（5戦1勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で驀進したが、勝ったサクラフェラーリにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。