カズノトップロード（2004年生、母トロピカルフラワー）

カズノトップロード（2004年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のナリタトップロード（当時8歳）と交配したトロピカルフラワーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）カミイスタット。戦績は、中央平地1戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2006年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

1歳のとき、カミイスタットから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

荒木市雄厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2006年）

8月11日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は449kg。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヒルノフェシルナをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月7日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

9月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

10月25日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

12月7日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

3歳（2007年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた7戦目は、福重正吾騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に終わった。

3月27日、中7週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は福重正吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳オープンのキングオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（9戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

6月8日、中4週で迎えた13戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキング（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。