クリノロワイヤル（2014年生、母クリノステップ）

クリノロワイヤル（2014年5月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋フランス王族の称号の一つ」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時15歳）と交配したクリノステップが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。主な勝ち鞍は2017年の一般C2。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

11月27日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は380kg。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

3歳（2017年）

1月22日、中3週で迎えた3戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい15着に終わった。

2月26日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

4月12日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月18日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、3歳B1-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた9戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

7月16日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B10（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったフクノベルサイユに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の福井県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で服部大地騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた15戦目は、ハローファイブ競馬体験会開催記念（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部大地騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部大地騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るジャジャを豪快な末脚で3/4馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で服部大地騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で服部大地騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で服部大地騎手（12戦1勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で服部大地騎手（13戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は15戦連続で服部大地騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

4歳（2018年）

3月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた22戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で服部大地騎手（15戦1勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

4月1日、連闘で迎えた23戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

4月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったジャジャに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

5月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2五（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月10日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2六（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた29戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったディアルレイルに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。