トランプキャンディ（2015年生、母Gottahaveadream）

Trump Candy

2015.03.31

トランプキャンディ（2015年3月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「西洋カルタのカード＋父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のCandy Ride（当時16歳）と交配したGottahaveadreamが8歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2019年の一般C15。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

5月6日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は530kg。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

8月19日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

9月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

10月26日、中4週で迎えた4戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた6戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では天賦の闘争心でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

12月5日、連闘で迎えた7戦目は、一般C23（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、勝ったグラッツェミーレに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

4歳（2019年）

1月1日、中3週で迎えた8戦目は、市川豊馬術一級審判員賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

2月11日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で村上弘樹騎手（6戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた11戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で村上弘樹騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のケンレヴァンテに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月27日、中1週で迎えた12戦目は、五条川特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で村上弘樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で村上弘樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月2日、中1週で迎えた14戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で村上弘樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

6月11日、中5週で迎えた15戦目は、エレーヌ賞（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で村上弘樹騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で村上弘樹騎手（12戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。