ヤングエイト（2009年生、母リャマーダ）

ヤングエイト（2009年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋８」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマルカダイシス（当時16歳）と交配したリャマーダが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は徳重正幸。戦績は、中央平地9戦1勝、地方21戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、徳重正幸から「九州1歳市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、徳重正幸から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、梶原重雄によって399万円で落札された。

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

7月30日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

8月13日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月15日、中6週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高倉稜騎手（3戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高倉稜騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（5戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のディアサルーテに1馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高倉稜騎手（6戦1勝）。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3歳（2012年）

8月4日、約7か月半の休養明けで迎えた9戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

9月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、遠藤健太騎手を鞍上に迎えて、すずむし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月8日、連闘で迎えた11戦目は、われもこう特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で遠藤健太騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた12戦目は、おみなえし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で遠藤健太騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のセトウチダイヤに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月22日、連闘で迎えた13戦目は、秋分の日特別（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で遠藤健太騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた14戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の鞆の浦賞（福山ダート2250m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月18日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、胡蝶蘭特別（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のケリーズラブに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

12月2日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の福山王冠（福山ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月9日、連闘で迎えた17戦目は、さざんか特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた18戦目は、おかえり!﨏畑雄一郎記念（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高野誠毅騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月22日、連闘で迎えた19戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高野誠毅騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

4歳（2013年）

1月13日、中2週で迎えた20戦目は、福寿草特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高野誠毅騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた21戦目は、睦月特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で高野誠毅騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月26日、連闘で迎えた22戦目は、スノードロップ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高野誠毅騎手（7戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた23戦目は、寒木瓜特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高野誠毅騎手（8戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサバイヴアゲンから半馬身差の2着となった。

2月9日、連闘で迎えた24戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた25戦目は、水呑大橋特別（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は高野誠毅騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた26戦目は、下村瑠衣騎手を鞍上に迎えて、山手橋特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったベニバナセンプーからクビ差の2着となった。

3月9日、中1週で迎えた27戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、フォノグラム創立10周年記念（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた28戦目は、もくれん特別（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月23日、連闘で迎えた29戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、福山ジョッキーズグランプリ第2戦（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月27日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた30戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、住田鶏ハラミレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。