ニューサイエンス（2001年生、母ドリーム）

ニューサイエンス（2001年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゼネラリスト（当時8歳）と交配したドリームが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は山田祐三。戦績は、地方28戦2勝2着4回。2003年のサンライズカップ(地方重賞)で2着に入った他、2003年のウィナーズチャレンジで2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2003年）

6月17日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は432kg。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、連闘で迎えた2戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のケイジーロマンをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月13日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳オープンのジャングルポケット賞（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。4着を確保した。

9月16日、中1週で迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンダーテーオーから1馬身差の2着となった。

9月25日、連闘で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のサンライズカップ（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったフジエスミリオーネから3馬身差の2着となった。

10月14日、中2週で迎えた7戦目は、2歳オープンのアグネスタキオン賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた8戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月30日、中8週で迎えた9戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

3歳（2004年）

1月7日、連闘で迎えた10戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたフレアリングフェア決め手に屈して半馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの’04桃花賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月19日、中2週で迎えた14戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

4月11日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のライラック特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のアマリリス特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のブルーダイナを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

5月21日、中3週で迎えた17戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

6月2日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田信大騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

10月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、くじら座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月2日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた20戦目は、一般C1一（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山田信大騎手（6戦1勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた21戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ファイナルナイト賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

4歳（2005年）

5月12日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた23戦目は、初夏特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた24戦目は、さそり座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で急追したが、勝ったトートエスカペードに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月1日、中2週で迎えた25戦目は、江戸川区特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた26戦目は、やぎ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた27戦目は、港区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

8月15日、中0週で迎えた28戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、文京区特別（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。