トキノマイニング（2000年生、母クラシックトレジャー）

トキノマイニング（2000年5月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のマイニング（当時16歳）と交配したクラシックトレジャーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は日光スタッド。戦績は、地方34戦5勝2着4回。2002年の2歳優駿若駒賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、日光スタッドから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

五十嵐浩治厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2002年）

9月16日、デビュー戦は関本淳騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート1250m 小雨/稍重）に出走。馬体重は453kg。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のクラブブラックに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月14日、中3週で迎えた2戦目は、3歳B2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマアジサイに1馬身の差をつけて2勝目を手にした。

11月10日、中3週で迎えた3戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の2歳優駿若駒賞（上山ダート1700m 晴/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月8日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた4戦目は、2歳地方重賞の東北ジュベナイルチャンピオン南部駒賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

3歳（2003年）

4月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた6戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月4日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

9月28日、中2週で迎えた8戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のなでしこ特別（大井ダート1190m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、ドラールモーションにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

10月10日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のきんもくせい特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月2日、中2週で迎えた10戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオキザリス特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のさざんか特別（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

12月31日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳戦のポインセチア特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

4歳（2004年）

1月20日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

3月2日、中5週で迎えた14戦目は、一般C2四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月8日、中4週で迎えた15戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

10月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1500m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2五六（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ノースキャノンに半馬身交わされて2着に敗北した。

5歳（2005年）

1月3日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

2月22日、中6週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の一般C2四以下（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（6戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を繰り出したが、4着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2七アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山田信大騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月15日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田信大騎手（8戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったジャストアマジックに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2五アイ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山田信大騎手（9戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで息を切らすことなく走り抜いたが、ユウコウローレルに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月8日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2七八（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田信大騎手（10戦0勝）。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で山田信大騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミッドウェイを次元の違う末脚で半馬身差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2四（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で山田信大騎手（12戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

8月25日、中6週で迎えた28戦目は、一般C2三（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は13戦連続で山田信大騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた29戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアジュディプライドを上がり3位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月24日、中4週で迎えた30戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では総身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のカゲノショウグンをハナ差振り切って5勝目を収める

6歳（2006年）

1月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた31戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

2月15日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた32戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月13日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（5戦2勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。