スターカプリーヌ（2014年生、母スターダーラ）

スターカプリーヌ（2014年3月27日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名の一部＋帽子の一種」。毛色は栗毛。種牡馬のカネヒキリ（当時12歳）と交配したスターダーラが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方17戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2018年の一般B2二。

経歴

デビュー前

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月4日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

8月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月13日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のファイティングスピリットで最後まで敢闘したが、コンノートスリーに交わされて1馬身差の2着となった。

8月20日、連闘で迎えた6戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルパロサントに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で猛進したが、ヘヴンオンアースに交わされて1馬身差の2着となった。

9月12日、連闘で迎えた8戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の稲岡・音羽・千代麻雀夕刊フジ杯優勝祈願杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて、最後は2着のアッコルドに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月3日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のスズランフェスタを半馬身振り切って断トツ人気に応えた。

10月29日、中3週で迎えた10戦目は、隼平・理沙祝☆結婚記念（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた11戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、紀代美ちゃん古希おめでとう杯（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて、最後は2着のフクノベルサイユを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

12月5日、連闘で迎えた13戦目は、一般B1四（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた14戦目は、1000人が歌う能登の第九特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2018年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、楽天競馬で金沢けいばを楽しみま賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、ノアキャッスルにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（9戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のキャノンショットをクビ差振り切って5勝目を奪取した。

5月15日、中2週で迎えた18戦目は、一般B1三（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（10戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた19戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、スーパースプリント賞（金沢ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったグランパルファンに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月26日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ナンヨーアイリッドに交わされて2馬身差の2着となった。