ナイスアランデル（2008年生、母ナイスムラマサ）

ナイスアランデル（2008年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「良い＋イギリスの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のオンファイア（当時5歳）と交配したナイスムラマサが19歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は元茂牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方14戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の4歳。

経歴

デビュー前

谷原義明厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

10月31日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は454kg。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

12月5日、中4週で迎えた2戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

3歳（2011年）

5月22日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

6月12日、中2週で迎えた4戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

6月26日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉直人騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた7戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、連闘で馬体重を前走から15kg絞って迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドムテキから3馬身差の2着となった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールズウェルからクビ差の2着に甘んじた。

10月22日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のディルに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオウエイミステリーをアタマ差制して2勝目を挙げた。

11月13日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敏樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で池田敏樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で池田敏樹騎手（7戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池田敏樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた16戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月14日、連闘で迎えた17戦目は、4歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のナリタハピネスをクビ差制して3勝目をマークした。

2月5日、中2週で迎えた18戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオウエイミステリーから2馬身差の2着に敗北した。

2月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3一（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（11戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。