パシフィクランナー（2000年生、母マジックシュート）

パシフィクランナー（2000年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエアダブリン（当時9歳）と交配したマジックシュートが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）豊巻牧場。戦績は、地方12戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年のフューチャー。

経歴

デビュー前

晴山厚司厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2002年）

7月7日、デビュー戦は阿部英俊騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（水沢ダート850m 曇/重）に出走。馬体重は443kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のリスペクトフラワーに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月3日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳戦のりんどう賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月31日、中3週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦のプリンセスカップ（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノシャトーから半馬身差の2着となった。

9月22日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の東北ジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞の白菊賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい11着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3歳（2003年）

4月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦の菜の花賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉淳志騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のレインボーカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中9週で迎えた11戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた12戦目は、山東町よふど温泉特別（姫路ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦聡志騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。