クィーンシェーバー（1997年生、母クイーンバタフライ）

クィーンシェーバー（1997年5月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時9歳）と交配したクイーンバタフライが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は小林和義。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方12戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

山下信雄厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1999年）

11月16日、デビュー戦は竹内仁志騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は402kg。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグラフに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2000年）

1月3日、中6週で迎えた2戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、4歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月20日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（1戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた5戦目は、一般D4（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のクインズビートに半馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

6月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、一般D3（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた7戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバークラウドから3/4馬身差の2着となった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般D3（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹内仁志騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた9戦目は、一般D3（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹内仁志騎手（7戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーダマシイに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、一般D2-3（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹内仁志騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のジャスティスウインに2馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

9月6日、中1週で迎えた11戦目は、フェクダ特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で竹内仁志騎手（9戦4勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、芽室メークイン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で竹内仁志騎手（10戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた14戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアドラブリーにクビ差届かず2着となった。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に敗れた。

4歳（2001年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

1月27日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた17戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。