ナックサンライズ（2020年生、母グレイスサンセット）

経歴

デビュー前

1歳のとき、アイズスタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、小松欣也によって550万円で落札された。

立花伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2022年）

8月15日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアメノオシホミミに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の193.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のワイズゴールドに1馬身3/4の差をつけて1番人気に応えた。

9月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

3歳（2023年）

1月27日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

2月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の内川賞 304.5万円以上（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、オピニオンリーダーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレストレガシーに3馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のクロッカススプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳S3の若潮スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（7戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月1日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた9戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、志村坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入った。

12月8日、中4週で迎えた10戦目は、ヒューマン品川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた11戦目は、乃木坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

4歳（2024年）

1月24日、中3週で迎えた12戦目は、初夢賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったコンチバリアシオンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

2月14日、中2週で迎えた13戦目は、狸穴坂賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（8戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた14戦目は、虎ノ門賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（9戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のパーに3馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。